【2026年4月リニューアル】志賀高原ビジターセンターで「志賀高原の自然」を知る旅へ①

【2026年4月リニューアル】志賀高原ビジターセンターで「志賀高原の自然」を知る旅へ①

志賀高原を訪れるなら、まず立ち寄りたい場所があります。それが、蓮池エリアの「志賀高原総合会館98」2階にある 「志賀高原ビジターセンター」です。

志賀高原といえば、冬は一面の銀世界、春から秋は湿原や池、原生林、高山植物、野生動物に出会える日本有数の山岳リゾート。けれど、初めて訪れる方にとっては「どこを歩けばいいの?」「志賀高原ってどんな自然があるの?」「季節ごとの見どころは?」と、わからないことも多いはずです。

そんなとき頼りになるのが、志賀高原ビジターセンター。志賀高原の成り立ちや自然、動植物、人と自然の関わりを、展示や映像を通して楽しく学べる施設です。2025年9月からの改修工事を経て、2026年4月27日にリニューアルオープン。名称も、かつての「長野県志賀高原自然保護センター」から現在の「志賀高原ビジターセンター」へと生まれ変わり、これまで以上に“見て、触れて、感じられる”スポットとして注目を集めています。

※本記事は、志賀高原ビジターセンター公式サイト、山ノ内町、信濃毎日新聞などの情報をもとに構成しています。


志賀高原ビジターセンターとは?

志賀高原ビジターセンターは、長野県山ノ内町・志賀高原の中心部にあたる蓮池エリア、「志賀高原総合会館98」の2階にあります。車やバスで志賀高原を巡る際にもアクセスしやすく、観光の出発点として便利な立地です。

公式サイトによると、志賀高原は上信越高原国立公園の中心に位置し、四季を通じてダイナミックな自然風景を楽しめる、日本を代表する国立公園のひとつ。深い原生林や数多くの湖沼が広がり、さまざまな生き物や高山植物が息づいています。さらに志賀高原はユネスコエコパーク(生物圏保存地域)にも登録された、世界に認められた自然の宝庫でもあります。

ビジターセンターは、その志賀高原の動植物やトレッキング情報などを発信する拠点。単なる案内所ではなく、自然環境だけでなく歴史や文化にも親しめる、「志賀高原を深く知るための入口(自然の玄関口)」といえる場所です。

その歴史は古く、前身の施設は1970年(昭和45年)に「長野県志賀高原自然教室」として開館。時代とともに役割を変えながら半世紀以上にわたって志賀高原の自然を伝え続け、2026年、装いを新たに現在のビジターセンターへと歩みを進めました。


リニューアルでさらに魅力的に。テーマは「大地」「動植物」「人と自然」

リニューアル後の展示は、大きく次の3つのテーマで構成されています。

  • 志賀高原の大地(地形・気候)
  • 生息する動植物
  • 人と自然とのかかわり(文化)

映像を織り交ぜた体験型展示により、志賀高原の自然を“読む”だけでなく“感じる”ことができる構成になっているのが特徴です。初めて訪れた方でも、地形の成り立ちや森の特徴、そこに暮らす生き物たちの姿を直感的に理解しやすくなっています。

館内を歩くと、リニューアルならではの見どころに次々と出会えます。

ウェルカムウォール — 展示室の入り口では、志賀高原の山並みをあしらった大きなウォールが来館者を出迎えます。まるで鳥になった気分で志賀高原を見下ろし、これからめぐる展示と大自然への期待をふくらませてくれる演出です。

デジタルジオラマ — 志賀高原の地形をわかりやすく再現したジオラマでは、基本情報をはじめさまざまなコンテンツをデジタルで確認できます。広大な志賀高原の“全体像”を、まず頭に入れるのにぴったりです。

ワイドシアター — 展示館の最奥に位置する大画面シアターでは、四季折々の志賀高原の自然美を迫力ある映像で体感できます。

多目的スペース — クラフト体験やガイドツアーのオリエンテーション、スタッフが手書きで最新情報を書き込む「情報MAP」の確認などに使える空間。テラス向きのリクライニングチェアでゆっくり自然の移ろいを感じたり、グループで登山計画を立てたりと、思い思いに過ごせます。

「この森にはどんな動物がいるのか」「なぜ志賀高原には池や湿原が多いのか」「人はこの自然とどう関わってきたのか」——。そんな疑問に出会いながら、志賀高原という場所を立体的に理解できるのが、ビジターセンターの大きな魅力です。

リニューアルオープンを記念して、利用者アンケートに答えた来館者にはオリジナルステッカーがプレゼントされる企画も実施されています(内容は変更の場合あり)。


雨の日も楽しめる「クラフト体験」

館内の魅力は展示だけではありません。自然の素材を使ったクラフト体験が、館内の特設スペースで毎日開催されています(イベント等で休む場合あり)。

木の実を使った工作や、素朴な土雛(つちびな)への絵付けなど、簡単な工作やオリジナルの絵付けに挑戦でき、完成した作品は旅の記念にぴったりのお土産に。所要時間は30分ほどからで、子どもから大人まで気軽に参加できます。屋内で楽しめるので、天気を気にせず遊べるのもうれしいポイントです。

  • 木の実クラフト:700円
  • 土雛絵付け体験:2,000円 ほか
  • 時間:午前9時〜午後4時(所要 約30分〜、内容により異なる)

行ったことがない人にもわかる、館内の楽しみ方

志賀高原ビジターセンターの良さは、専門知識がなくても楽しめるところにあります。山や自然に詳しい人だけでなく、家族旅行の途中で立ち寄る方、スキーやトレッキング前に情報収集したい方、雨の日の観光先を探している方にもおすすめです。

映像や展示で志賀高原の自然を紹介しているので、子どもから大人まで理解しやすく、外を歩く前の“予習”にもぴったり。展示を見たあとに蓮池周辺を散策すれば、何気ない景色も違って見えてくるはずです。

たとえば、池のほとりに立ったとき。「ここにはどんな植物があるのだろう」「この地形はどうやってできたのだろう」「冬になると、この場所はどんな姿になるのだろう」——。そんな視点が生まれるだけで、旅の楽しさは大きく変わります。

一の瀬エリアに宿泊する方も、スキーやトレッキングを楽しむ方も、家族旅行で訪れる方も、まずは一度立ち寄ってみてください。ただ景色を眺めるだけの旅から、自然の物語を感じる旅へ。志賀高原ビジターセンターは、志賀高原の魅力をより深く味わうための、心強い案内役です。



志賀高原ビジターセンター 基本情報

項目内容
施設名志賀高原ビジターセンター
所在地長野県下高井郡山ノ内町志賀高原蓮池 総合会館98内(2階)
電話0269-34-2133
FAX0269-34-2480
開館期間通年
休館日年中無休
開館時間午前9時〜午後4時
入館料無料
運営志賀高原ビジターセンター運営協議会(環境省・長野県・山ノ内町・和合会・共益会・志賀高原観光協会で構成/下部組織 志賀高原ガイド組合)

※開館時間やイベント・体験の内容、料金は変更となる場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。


参考・出典

  • 志賀高原ビジターセンター公式サイト|https://visitor-center.shigakogen.gr.jp/
  • 志賀高原観光協会「志賀高原ビジターセンター リニューアルオープン」|https://www.shigakogen.gr.jp/event/20522.html
  • 信濃毎日新聞「山ノ内町の志賀高原ビジターセンター リニューアルオープン」|https://www.shinmai.co.jp/news/article/gf01d7nieqnj201uv250hlf0