一ノ瀬エリアが誇る屈指の名峰「岩菅山」
標高2,295mを誇る岩菅山は、「日本二百名山」にも選ばれている志賀高原を代表する名峰です。美しい稜線に立つと、眼下には志賀高原の大パノラマが広がり、遠くには北アルプスの壮大な絶景を見渡すことができます。その魅力は季節ごとに表情を変え、夏には可憐な高山植物が緑の山肌に咲き乱れ、秋を迎えると今度は息をのむほど鮮やかな紅葉が山全体を彩ります。また、すぐ隣には志賀高原の最高峰である「裏岩菅山(2,341m)」が連なっており、そのダイナミックな稜線歩きを楽しめる山として、四季を通じて多くの登山客を魅了し続けています。
安全で快適な登山道を!「刈り払い作業」
この美しい岩菅山を訪れる登山客の皆様に、安全かつ快適に山歩きを楽しんでもらうため、一ノ瀬地区では毎年6月下旬に登山道の整備を行っています。今年も本格的な夏山シーズンの幕開けを前に、旅館組合員による刈り払い作業が実施されました。
午前8時半、あいにくの雨模様のなか、スタッフは「聖平(ひじりだいら)登山口」を出発。「アライタ沢」を経由し、山頂手前の「ノッキリ」と呼ばれる分岐点を目指します。重い草刈り機(ビーバー)を背負い、雨でぬかるむ急登を登ること2時間半。ノッキリへ到着する頃には、それまでの雨が嘘のように天候が回復し、美しい山頂が姿を現してくれました!

視界の確保と、高山植物への思いやり
作業はここからが本番です。下山をしながら、登山道脇に青々と張り出した笹薮を丁寧に刈り取っていきます。単に草を刈るだけでなく、登山客同士がすれ違うためのスペースの確保や、見通しを良くするための視界の確保を意識して作業を行います。さらに、岩菅山の宝物である貴重な高山植物はしっかりと保護しながら、慎重に作業を進めました。


お昼過ぎにはすべての作業が無事に終了。生い茂っていた笹薮がすっきりと整備され、誰もが安心して歩ける見通しの良い登山道へと生まれ変わりました。
準備万端の岩菅山が、あなたを待っています!
今年も夏の受け入れ準備が整った岩菅山。一歩足を踏み入れれば、そこには大自然のパノラマと、可憐な高山植物たちが待っています。この夏はぜひ、志賀高原・岩菅山へお出かけください!
