志賀高原・一の瀬エリアには、毎年のように戻ってくるスキーヤーがいます。なかには海外から訪れ、1週間、2週間と腰を据えて滞在する人もいます。
朝、ゲレンデへ向かい、夕方に宿へ戻る。大浴場で体を温め、食事を楽しみ、ラウンジでひと息つく。そして翌朝、また雪の上へ出ていく。そんな“暮らすようなスキー旅”の拠点として選ばれている宿のひとつが、志賀高原・一の瀬エリアにある「ダイヤモンド志賀」です。
創業は昭和47年。50年以上にわたり、一の瀬エリアでスキーヤーや旅行者を迎えてきました。
魅力は、ゲレンデに近いことだけではありません。バス停から徒歩約2分という立地。目の前にある駐車場。大浴場とサウナ。5泊しても楽しめる食事の工夫。そして、家族を中心に宿を守り続ける温かな空気——。
取材で代表は、リピーターについてこう話してくれました。
「ただいまみたいな感じで、自分ちみたいなことで来るお客さんも結構いる」
なぜ、国内外のスキーヤーはダイヤモンド志賀に戻ってくるのか。宿の歴史、立地、食事、館内での過ごし方、そして家族経営の姿から、その理由をひも解きます。
志賀高原で長く滑る人に、一の瀬という拠点が選ばれる理由
志賀高原は、日本を代表する大規模スノーリゾートです。公式サイトによると、高原内には18のスキー場と50本余りのリフト・ロープウェイがあり、スキーシャトルバスやゲレンデ間の乗り入れで、さまざまなスキー場をめぐることができます。
ダイヤモンド志賀がある一の瀬エリアは、その志賀高原のほぼ中央に位置する滞在拠点です。周辺には宿泊施設や飲食施設が集まり、スキーを目的にした滞在と相性のよいエリアです。
取材で代表は、海外からの長期滞在者についてこう語りました。
「一週間、二週間いても、これだけスキー場があるから飽きない」
スキー旅において、宿は単に眠る場所ではありません。何日も滑る人にとっては、毎朝出発し、毎夕戻ってくる“旅の基地”です。長くいるほど、その宿の過ごしやすさが旅の満足度を左右します。
ダイヤモンド志賀には、長期滞在の拠点としてうれしい条件が揃っています。ゲレンデへ出やすい立地、バス停から近いアクセス、目の前の駐車場、大浴場とサウナ、連泊でも楽しめる食事、自由に過ごせるラウンジ、そして一人宿泊にも対応する受け入れ姿勢。「滑る」「休む」「食べる」「くつろぐ」が、自然につながる宿です。
50年前の選択が、今の便利さにつながっている
ダイヤモンド志賀の創業は、昭和47年。もともと代表の家は、渋温泉で旅館業を営んでいました。そこから志賀高原・一の瀬エリアへ進出し、現在のダイヤモンド志賀の歴史が始まります。
創業時、候補地は一の瀬だけではありませんでした。温泉がある場所にも魅力がありましたが、先代が重視したのは、宿泊者にとっての動きやすさでした。
「ここの場合はもうすぐそこがバス停だし、目の前が駐車場だし、立地条件はすごく恵まれた場所だった」
冬の旅では、アクセスのよさが大きな価値になります。スキー板やブーツを持って移動する。雪道を歩く。荷物を運ぶ。こうした移動の負担が少ないことは、宿選びにおいて大切なポイントです。
公式サイトでは、長野電鉄湯田中駅から奥志賀高原行きのバスに乗り、「一の瀬スキー場前」バス停から徒歩約2分と案内されています。車で訪れる人にとっても、駐車場が目の前にあることは安心材料です。
50年前に先代が選んだ一の瀬という場所。その選択は、今のスキーヤーにとっての使いやすさにつながっています。
5泊しても楽しめる、夕食の工夫
長期滞在の満足度を左右するもののひとつが、食事です。1泊なら特別感のある料理を楽しめますが、3泊、5泊、1週間と滞在が長くなるほど、「毎日楽しめるかどうか」が大切になります。
ダイヤモンド志賀では、その点にも工夫があります。
「夕食はビュッフェスタイルと、5種類の日替わり鍋をやっていて、長期滞在の人でも5日間は同じものが出ない」
夕食は、副菜を自由に選べるビュッフェに加え、日替わりの鍋がメイン。鍋を5種類ローテーションするため、連泊しても食事に変化が生まれます。
さらに、夕食では席が決まっています。一日中滑った後は、できるだけ落ち着いて座り、温かい食事を楽しみたいもの。決まった席で鍋を味わい、副菜はビュッフェで好きなものを選ぶ。「落ち着いて食べる安心感」と「好きなものを選ぶ楽しさ」が両立した夕食です。朝食もビュッフェ形式で、たくさん滑る一日の始まりをしっかり支えます。
滑ったあとの大浴場とサウナ。日本の宿時間を楽しむ
スキーの後に体を温める時間は、冬の旅の楽しみのひとつです。
ダイヤモンド志賀には、「百日紅(さるすべり)」「吾亦紅(われもこう)」という大浴場とサウナがあります。岩菅山の伏流水を使った湯で、冷えた体をゆっくり温められます。入浴は朝6時から、午後14時から夜23時まで楽しめ、朝風呂で体を温めてから出発できるのも、冬の山岳リゾートではうれしいポイントです。
取材では、外国人ゲストの大浴場利用についても印象的な話がありました。
「外国人の人も昔はシャワーだけという人が多かったんだけど、今は大浴場に入りたいっていう」
滑るだけでなく、宿で過ごす時間そのものが旅の記憶になる。日本の宿ならではの大浴場やサウナは、国内のスキーヤーにも、海外から訪れるゲストにも、滞在の楽しみとして広がっています。
一人でも泊まりやすい。ラウンジで過ごす自由な時間
ダイヤモンド志賀は、一人での宿泊も受け入れています。
「一人でも受けるので、一人で泊まりに来る人も結構いる」
朝早く出発したい。好きなコースを何本も滑りたい。疲れたら無理せず宿へ戻りたい。一人旅には、自分のリズムで雪山を楽しめる魅力があります。
館内には、自由に使えるラウンジ「樹林」があります。宿泊者は、岩菅山の伏流水で淹れたコーヒーや紅茶、日本茶を無料で楽しめます(冬期間は15時〜18時)。
「ここら辺のラウンジはフリースペースになってるから、いろんな人と友達になって」
滑った後に休む。本を読む。同じ宿に泊まる人や、海外からのゲストと自然に会話が生まれることもあります。誰かと話してもいいし、一人で静かに過ごしてもいい。その“ちょうどいい余白”が、一人旅の人にも、長期滞在の人にも心地よい時間をつくっています。
“ただいま”と戻ってくる人がいる宿
ダイヤモンド志賀の現在の運営を支えているのは、代表夫妻と娘夫婦を中心とした家族のチームです。繁忙期にはスタッフの力も借りながら、冬の宿を運営しています。
「俺と家内と娘夫婦。基本的には四人でやっている」
娘さんは厨房を、婿さんは食堂を担当。大きな宿でありながら、家族の顔が見える運営が続いています。
毎シーズン訪れるリピーターがいます。シーズン中に何度も訪れる人もいます。海外から戻ってくるゲストもいます。宿泊施設に泊まる、というより、帰ってくる。毎年訪れる人にとって、ダイヤモンド志賀はそんな場所になっています。
長期滞在に必要なのは、設備や便利さだけではありません。気兼ねなく過ごせること。自分のペースで滞在できること。「また来たい」と思える空気があること。その積み重ねが、ダイヤモンド志賀を選び続ける理由になっています。
拡大より、続けること。次の世代へ宿をつなぐ
ダイヤモンド志賀には、50年以上の歴史があります。先代の時代には、複数の場所で宿泊事業を展開していた時期もありました。スキー旅行が盛んだった時代、宿は時代の期待に応えるように事業を広げていきました。
現在の代表が大切にしているのは、次の世代へ無理のない形で宿をつなぐことです。
「次の代の人のことを考えると、俺の代でなるべく軽くしてやんないと、次の人が本当に苦労する」
大きく広げることより、長く続けること。無理を重ねることより、宿を磨き続けること。訪れる人が心地よく滞在できる状態を守ること。現在のダイヤモンド志賀は、家族を中心に運営しながら、冬のスキーヤー、長期滞在のゲスト、一人旅の宿泊者、そしてリピーターを迎えています。
志賀高原で長く滑る人にとって必要なものが、ここにはしっかりと揃っています。
ダイヤモンド志賀が選ばれ続ける理由
ダイヤモンド志賀が国内外のスキーヤーに選ばれる理由は、ひとつではありません。
志賀高原の広大なゲレンデを楽しめる一の瀬エリアにあること。バス停から徒歩約2分で、駐車場も目の前にあること。連泊しても楽しめる食事の工夫があること。滑った体を温める大浴場とサウナがあること。一人でも過ごしやすいラウンジがあること。そして、家族を中心に宿を守る温かな空気があること。
便利さと、居心地のよさ。スキー旅に必要な実用性と、また戻ってきたくなる人の温度。その両方があるからこそ、ダイヤモンド志賀には「ただいま」と帰ってくる人がいます。
志賀高原で、少し長く滞在してみたい。一の瀬を拠点に、何日も滑ってみたい。一人でも気兼ねなく泊まれる宿を探している。ゲレンデに近く、食事もお風呂も楽しめる宿を選びたい。そんな人にとって、ダイヤモンド志賀は候補に入れておきたい一軒です。
ダイヤモンド志賀 施設情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 志賀高原一ノ瀬 ダイヤモンド志賀 |
| 所在地 | 〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏7149-16 |
| TEL | 0269-34-2520 |
| FAX | 0269-34-2533 |
| アクセス(公共交通) | 長野電鉄線「湯田中駅」より奥志賀高原行きバスで約60分、「一の瀬スキー場前」バス停下車、徒歩約2分 |
| アクセス(車) | 上信越自動車道「信州中野IC」より約28〜30km、車で約40〜45分 |
| 駐車場 | あり/無料(冬季はチェーンの携帯または冬用タイヤの着用を推奨) |
| ゲレンデ | ゲレンデまで徒歩5分以内 |
| チェックイン/アウト | 15:00〜/〜10:00 |
| 客室 | 全65室(和室・和洋室・洋室) |
| 大浴場 | 「百日紅(さるすべり)」「吾亦紅(われもこう)」、サウナ、お休み処(岩菅山の伏流水を使用) |
| 入浴時間 | 6:00〜8:00、14:00〜23:00(サウナは17:00〜22:00) |
| 食事 | 朝食ビュッフェ/夕食はビュッフェ+5種類の日替わり鍋 |
| ラウンジ | ラウンジ樹林(宿泊者はコーヒー・紅茶・日本茶が無料/冬期間15:00〜18:00) |
| 館内設備 | ラウンジ、キッズルーム、卓球、会議室、宴会場、マッサージ機・血圧計 ほか |
| 支払い(現地利用可カード) | VISA、Mastercard |
| 公式サイト | https://www.diamondshiga.com/ |
| 予約サイト | https://www.jalan.net/yad311854/ |
※宿泊プラン・営業日・食事内容・浴場やサウナの利用時間などは時期により変わる場合があります。最新情報は公式サイト、または宿へ直接ご確認ください。
