標高1,600m、雲の上のツーリング。
エンジンを止めると、聞こえてくるのは風の音だけ。
ライダーなら誰でも、一度は「走ることそのものが目的になる道」に出会ったことがあるはずだ。志賀高原・一の瀬は、まさにそんな場所である。
朝、澄み切った空気の中で愛車にまたがる。
ワインディングを抜けるたびに景色が変わり、視界にはどこまでも続く青空と白い雲。夏でも街とは別世界の涼しさがあり、ヘルメットの中に流れ込む風が心地いい。
一の瀬周辺は冬になると世界中のスキーヤーで賑わう場所だが、グリーンシーズンはライダーにこそ知ってほしい隠れた絶景エリアでもある。
写真のように、ゲレンデを背景に愛車を停めれば、それだけで絵になる。
年代物のショベルヘッドも、最新のツアラーも、ここでは同じように自然に溶け込む。
特におすすめなのは、ただ走るだけではなく、時々バイクを降りること。
雲の流れを眺めながらコーヒーを飲む。
高原の風を感じる。
そして愛車を眺める。
ライダーにとって最高の時間は、実は走っている時だけではない。
一の瀬には、その「何もしない贅沢」がある。
そんな大人のツーリングを求めるなら、志賀高原・一の瀬はきっと期待を裏切らない。
次の休日は、雲の近くまで走ってみませんか。




