志賀高原は、標高1,300mから2,307mに広がる高原です。首都圏に比べて気温が10℃ほど低く、秋の入り口から、平地のひと月先の寒さが訪れます。高原の中に気象庁の観測点がないため、確かな数字は、近隣の平年値で挟むしかありません。標高の近い菅平と、ふもと側の長野を、その物差しに選びました。紅葉を見に行く日の服装は、この2地点の差から組み立てるのが確実です。
近隣2地点の平年値(1991年から2020年)
| 地点と月 | 平均気温 | 日最高 | 日最低 |
|---|---|---|---|
| 菅平(標高1,253m)9月 | 15.3℃ | 20.0℃ | 11.2℃ |
| 菅平(標高1,253m)10月 | 8.9℃ | 14.0℃ | 4.1℃ |
| 長野(市街地)9月 | 21.0℃ | 26.2℃ | 17.2℃ |
| 長野(市街地)10月 | 14.4℃ | 19.7℃ | 10.3℃ |
数字の読み方
菅平の9月は、平均が15℃台で、朝はひと桁の近くまで下がります。長野の市街地との差はおよそ6℃あり、標高が上がるほど、この差は開いていきます。志賀高原の主要なエリアは菅平より高い場所が多く、体で受ける寒さの目安は、菅平の値と考えて外れません。10月に入ると平均は一桁へ落ち、朝晩の冷え込みは、初冬の入り口です。晴れた日の日なたは暖かく感じられますが、日が陰った途端に、体感は音を立てて下がります。紅葉の見頃と冷え込みは同じ時期に来るため、防寒を省いた軽装では、景色を長くは眺められません。
服装の目安
秋口の日中は長袖のシャツで歩けますが、朝夕の分として、羽織るものが1枚要ります。トレッキングの服装は、夏であっても長袖と長ズボンが基本です。10月はフリースや薄手のダウンの出番で、風を止める上着があると、稜線や池のほとりでも粘れます。東館山や横手山の山頂まで上がる日は、ふもとの気温から、もう1枚多い前提の支度です。手がかじかむ朝もあるので、月の後半は、手袋をザックに入れておくと困りません。
よくある質問
志賀高原の9月は寒いですか
標高の近い菅平の平年値で、9月の平均は15.3℃です。日中は歩きやすい一方で、朝晩は、上着なしでは過ごせません。
10月の志賀高原はどのくらい冷えますか
菅平の平年値で、10月の平均は8.9℃です。平地の初冬に近い体感で、防寒具なしでは、長くは歩けません。
紅葉の時期はいつごろですか
例年9月の下旬に標高の高い横手山から色づき、全体の見頃は、10月の上旬ごろです。見頃は例年、晩秋の入り口まで続きます。
秋の運転で気を付けることはありますか
晩秋の朝は路面が冷えます。冬場の志賀高原は凍結と圧雪の路面になるため、チェーンなどの滑り止めの用意が必要です。
志賀高原そのものの気温はどこで見られますか
高原の中に気象庁の観測点はなく、志賀高原そのものの平年値は、存在しません。当日の実況は、志賀高原観光協会のサイトのトップに朝の気温が載る日があります。
