奥志賀・音楽の夏、森に響く弦|7/26 森の音楽会と8月の室内楽

奥志賀・音楽の夏、森に響く弦|7/26 森の音楽会と8月の室内楽

標高1,500mの奥志賀高原に建つ「森の音楽堂」で、7月26日(日)15時30分から第41回 森の音楽会が開かれます。小澤国際室内楽アカデミー奥志賀の受講生と講師陣による弦楽四重奏と弦楽合奏。料金は全席自由5,000円、問い合わせは奥志賀高原ホテル(0269-34-2034)。車なら信州中野インターから約50分、公共交通は長野駅または湯田中(ゆだなか)駅からバスで向かえます。夏の奥志賀は、森に弦の音が満ちる季節です。

奥志賀高原ホテル公式サイトより

森の中に、六角形の音楽堂がある

奥志賀高原の一角、木立に囲まれてひっそりと建つ木造のホールがあります。名前は、森の音楽堂。雪の結晶をかたどった六角形のフォルムで、六つの面それぞれに大きなガラス窓を備えています。客席に座ると、視界の外周をぐるりと森の緑が囲む。演奏が始まる前から、ここが街のホールとは違う場所だとわかります。

標高1,500m。窓の外では葉がゆれ、ときおり鳥の声が差し込みます。座席は動かせる設計で、弾く人と聴く人の距離が近い。夏には窓を開け、高原の涼しい風を通しながら演奏することもあると言います。木のホールがつくる柔らかな響きと、そこへ混ざる自然の音。この二つが溶け合う瞬間こそ、森の音楽堂でしか味わえないものです。

弦の一音が、天井の木にしみ込み、開いた窓から森へ抜けていく。都会のコンサートが「音を閉じ込めて聴く」場所だとすれば、ここは「音を森へ放して聴く」場所なのかもしれません。

長野県公式観光サイトより

7月26日、第41回 森の音楽会

この森の音楽堂で、夏の奥志賀を象徴する演奏会が開かれます。7月26日(日)、第41回 森の音楽会。奥志賀高原で毎夏ひらかれてきた小澤国際室内楽アカデミー奥志賀の締めくくりにあたる公演で、今年で41回目を数えます。

プログラムの中心は、弦楽四重奏です。バルトーク、ベートーヴェン、ラヴェル、スメタナ、モーツァルト、シューマンといった作曲家の弦楽四重奏曲が並び、後半にはドヴォルザークの弦楽セレナーデを合奏で聴かせる構成です。四つの楽器が緊密に語り合うクヮルテットの繊細さと、複数の弦がひとつのうねりになる合奏の厚み。その両方を、森の残響のなかで受け取れます。

若い受講生が講師のもとで磨いてきた音が、この一日に結ばれる。技術の披露というより、夏のあいだ森にこもって音楽と向き合った時間そのものが立ちのぼるような演奏会です。開演は15時30分、全席自由で5,000円。予約と問い合わせは奥志賀高原ホテル(0269-34-2034)で受け付けています。

「音楽の夏」は、8月へと続く

奥志賀の音楽は、7月26日で終わりません。夏を通して、高原のあちこちで音が鳴り続けます。

8月には、セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)に連なる室内楽の勉強会が奥志賀でひらかれる予定です。演奏家が公開で音を磨く場は、完成された本番とはまた違う、音楽が生まれる過程に立ち会えるひととき。木管アンサンブルの澄んだ音色を森の音楽堂で聴けるなら、弦の7月とはまた別の夏の表情になります。日程と会場は変更の可能性があるため、参加を考える方は公式の告知で最新情報をご確認ください。

会場を少し移せば、蓮池(はすいけ)の志賀高原総合会館98では、8月3日から31日にかけて志賀高原サマーコンサートも開かれます。全国から集まった高校・大学の吹奏楽部や合唱団が、夏の合宿の成果を披露する無料の演奏会。全7回、いずれも開場15時、開演15時30分です。プロの弦楽から学生たちの若い響きまで、ひと夏のあいだ、志賀高原と奥志賀は音楽で満たされます。

避暑に訪れて、たまたま森の音に出会う。あるいは、音楽を目当てに高原へ上がる。どちらの入り口からでも、この夏の奥志賀は応えてくれます。


よくある質問

問:森の音楽会はいつ、どこで開かれますか。
答:2026年7月26日(日)15時30分開演。会場は奥志賀高原の「森の音楽堂」(奥志賀高原ホテル内)です。

問:料金はいくらですか。予約は必要ですか。
答:全席自由で5,000円。予約と問い合わせは奥志賀高原ホテル(0269-34-2034)へ。座席数に限りがあるため、事前の確認をおすすめします。

問:どんな曲が聴けますか。
答:バルトーク、ベートーヴェン、ラヴェル、スメタナ、モーツァルト、シューマンの弦楽四重奏曲と、ドヴォルザークの弦楽セレナーデ(弦楽合奏)が予定されています。

問:8月にも演奏会はありますか。
答:奥志賀ではOMFに連なる室内楽の勉強会(木管アンサンブル)が予定されているほか、蓮池の志賀高原総合会館98で8月3日から31日まで志賀高原サマーコンサート(無料・全7回)が開かれます。

問:奥志賀へはどう行けばよいですか。
答:車なら上信越自動車道・信州中野インターから国道292号で約50分。公共交通は長野駅または湯田中駅から長電バスで向かいます。バスは平日・休日・夏休みでダイヤが異なるため、事前確認を。


開催データ


奥志賀高原ホテル
住所:
長野県下高井郡山ノ内町奥志賀高原
営業時間:
お問い合わせください
URL:
https://okushigakogenhotel.com/
高原で聴く、特別な音楽を
奥志賀高原の自然の中に、木造で出来たコンサートホールがあります。
柔らかな音色や残響は、音楽家や聴衆の方から高い評価を頂いております。
その最高の音と標高1500mの自然の中で聴く音楽は格別です。