ゴンドラで昇る、標高2,000mの天空花園。東館山「歩かない避暑」の楽しみ方

ゴンドラで昇る、標高2,000mの天空花園。東館山「歩かない避暑」の楽しみ方

夏の一日を、汗をかかずに標高2,000mで。志賀高原・東館山高山植物園なら、ゴンドラで昇るだけで別世界の涼しさと花畑に出会えます。歩かずに絶景へたどり着ける「らくらく避暑旅」の楽しみ方を、ゴンドラの運行や園内の歩き方とあわせてご案内します!

ゴンドラ十数分で、別世界の涼しさへ

一の瀬エリアの標高が約1,500m、東館山の山頂に広がる植物園はおよそ2,000m。ふもとからゴンドラに乗れば、十数分で「風の匂いまで違う」天空の花園に着きます。平地が30℃を超える真夏でも、ここはひんやりとした空気。

志賀高原リゾート開発株式会社インスタグラムより

歩かずに、高山植物の大群落へ

うれしいのは、この絶景に「歩かずに」たどり着けること。急な登山道を詰めるのではなく、ゴンドラで一気に山頂へ。降りてからは比較的なだらかな園内を、花を眺めながらのんびり歩けます。志賀高原に自生する高山植物を中心に、夏は斜面を彩る花々が見頃。体力に自信のない方や、小さなお子さま連れ、シニアの夫婦旅にもやさしい「避暑の絶景」です。

志賀高原ビジターセンター公式サイトより

東京ドーム約2倍、約500種の花畑

東館山高山植物園は、山頂一帯に広がる約10万平方メートル(東京ドームの約2倍)の自然園。志賀高原に自生する高山植物を中心に、シーズンを通して約500種もの花が保護・展示されています。園内は自然の傾斜を生かした造りで、木道が整い、木々に包まれる区間もあれば、花畑を見晴らす開けた斜面もあります。

花暦の目安はこうです。6月はミズバショウやシラネアオイなど、7月は園を代表するニッコウキスゲの大群落(およそ5万平方メートル)が斜面を黄色く染め、8月には赤紫のヤナギランの大群生が見頃を迎えます。訪れる時期で主役の花が変わるのも、この植物園のおもしろさです。

志賀高原ビジターセンター公式サイトより

体力に合わせて選ぶ、3通りの周り方

歩き方は、その日の体力と時間で選べます。

  • さくっと花見(約15〜30分):山頂駅周辺の「花ロード」だけを歩く、いちばん手軽なコース。ニッコウキスゲの群落など見どころが近く、歩き慣れない方やシニアの方にも。
  • 見晴らし重視:展望台や見晴らしのよい方向へ足を延ばし、花より眺めを楽しむコース。
  • ぐるっと一周(約60〜120分):園内をひとまわりして、花も眺めも欲張るコース。

いずれも山頂駅を起点に戻ってこられるので、無理なく引き返せるのも安心です。ただし園路は未舗装で傾斜や階段のある区間があります。ヒールやサンダルは避け、履き慣れた運動靴やトレッキングシューズで。心配な方はストック(ポール)があると安心です。

山頂の眺めと、オリンピックの記憶

山頂の展望台からは、北アルプスや北信五岳を一望する大パノラマが広がります。東館山は1998年長野オリンピックのスキー会場にもなった場所で、園内にはその記念モニュメントも。手作りのベンチもあり、花と山並みを眺めながらひと息つけます。※山頂の寺小屋レストハウスは夏期休業の場合があるため、飲み物・軽食はふもとで用意しておくと安心です。

下山も、拠点も、身軽に

帰りは、上ってきたゴンドラで発哺へ戻るほか、高天ヶ原方面のサマーリフトを使うルートも。天候や気分で選べます。一の瀬の宿を拠点にすれば、午前は東館山、午後は水辺散歩や温泉、と”欲張らない一日”がちょうどよく組めます。花の見頃の詳細は、別記事「高山植物 例年より早めの見頃」もあわせてご覧ください。

ゴンドラの運行・料金

  • 志賀高原ゴールデンライン(山の駅⇔東館山山頂):2026年6月20日〜11月1日(予定)/9:00〜15:30(山頂駅最終乗車)
  • 料金:往復1dayパス 大人3,000円/子ども1,800円 ※東館山ゴンドラ単体の料金設定もあり、要確認
  • 東館山高山植物園は入場無料。7〜8月が花の見頃
  • 問い合わせ:志賀高原リゾート開発(株)0269-34-2301

志賀高原中央エリア「東館山高山植物園」 https://shigakogen.co.jp/activity/higashidateyama-alpine-botanical-garden/

志賀高原観光協会「サマーリフト」 https://www.shigakogen.gr.jp/green_season/summerlift.html